堕落していくその日まで

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英雄挑戦編 5)追ワレル者

どーも、まこつんです。

 

久々に団内で新入団者のためのアルバハHL体験会をやってきましたー。

 

初バハの方はちゃんと動けてましたし、見てて気になった点も自ら反省点として挙げられてたので反省会もサクッと終わりました。

 

トール、予備トは慣れている人に任せましたが、非常にスピーディーで団内の戦力底上げを感じましたねー。

 

 

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どんどん団内アルバハHLに参加して慣れていってもらえればと思います。

 

練習したいので自発するから付き合ってくださーいって話をするのもアリやでっ!

与えられる機会だけでなく自ら作っていく機会もどんどん活かしていこー!

 

ほな英雄挑戦編へ。今回はほとんど会話!

 

 

 

 

 

英雄挑戦編  5)追ワレル者

 

9/23(月)

5:30 本戦2日目の朝を迎えた。

 

歯を磨き、ヒゲをソリソリ、髪型をセッツ!

シャシャっと革靴を磨き、スーツを着て出かける。

 

 

祝日なのにオッサン何やってんの?

 

 

話はクソ上司と飲んだ予選2日目の夜に戻る。

 

 

『キミとサシ飲みは久々だねぇ』

 

(仲悪いからね。忙しいから早くしてよ。レギンレイブ撃っちゃうよ?)

 

「で、話というのはなんでしょうか?最後だから、というワケではないでしょう?」

 

『キミと仕事をして8年か…まこつんくんのような猪みたいな勢いで仕事をしてくれる部下に恵まれて幸せだったよ。毎日背中に牙を突き立てられてるような感覚だったけどね』

 

 

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鬼滅の刃の話?レギンレイブ撃っちゃうよ?)

 

「生意気だったと自負しながらも、利用価値はあったと思いますが?」

 

『そうだねぇ。そこで今日の本題だが、お世話になったキミにA社の利権の引き継ぎをしようと思ってね。大阪に異動する前にボクからのお礼だよ』

 

(な、なんやて!しかもA社ってこないだ担当引き継ぎを受けたばっかのとこやん)

 

営業マンの利権、と聞くといかにも裏金や横領のような言葉に聞こえるが当社における隠語としては意味合いが異なる。

 

各営業マンがそれぞれの取引先との商売で円滑に利益を増やすために自分でイチから考え、創意工夫を凝らしたやり方、いわばその営業マンの必殺である。

 

実績を残した営業マンは何かしら利権を構築しているが、担当引き継ぎの際にその必殺は引き継がない。

 

単純に仕入れて販売する、だけでも会社に利益還元出来るがそれ以上に貢献し、自身が成り上がっていくための努力の結晶だ。

 

そうやすやすと手の内を明かすようなマヌケはとっくに営業を干されている。

 

 

今まさに互いに嫌い合っている目の前の部長がその必殺を伝授しようと言っているのだ。

 

(罠か…交換か)

 

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ドス黒い腹の探り合いの結果、3日後の23日午後から取引先の生産戦略会議に出席することになった。

 

(部外者が出席なんか出来るワケない会議に参加しとったんかいオッサン。そりゃ高水準で利益稼げるで。会議の中で販売量ねじ込んで確定させてきたんか)

 

「最初にこの会議に参加するための根回しの数々を想像しただけでゾッとします。なかなかエグい利権の構築ですね」

 

『10年かかったからね。信用を得てそれから積極的に相手を崩していって…それからだよ。この役職になってからもA社の担当だけは誰にも渡さなかった気持ちは分かるだろ?』

 

(旅行って分かってて言ってくるあたりがイヤらしいで。絶対もっと前から23日にあるの分かってたやろ)

 

『当然この会議に出席してることは会社も知らないからうまくやってね。旅行中に行けるのか?という点はあえて聞かない。で、この利権の代わりと言ってはなんだが…』

 

「心得ております。それでしたら…」

 

(アンタの欲してる情報はリサーチ済みだこの野郎!)

 

 

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結果的に古戦場の走行は部長にジャマされ続けているが、サラリーマンとしては大きく前進する機会を得ていた。

 

 

 

 

 

 

そんなワケで2日目は大して走れない。

 

準備編での2日目目標は3億(3,300肉消費)であるが0.57億の貯金があるため2.43億の走行が出来れば良い。だが、そんなには走れないだろう。

 

ボーダーも水対比+10%となっているため、1,334位から落ちていくと見ている。

 

 

早朝から自宅を出発し、昨日利用した喫茶店へと向かう。ここからならA社へスムーズに訪問しやすいからだ。

 

 

開店5分前からチャラさんの姿が見えた。

 

(昨日も今日もバイトして古戦場大丈夫なんかな?走らなくていい系の団なのか…)

 

 

『おはざす。昨日は勝ちました?今日も朝からパねぇっすね』

 

 

「勝ち負け関係ないから大丈夫です。こんなに働いて古戦場は大丈夫なんですか?あっ、モーニング アイスコーヒーで」

 

 

『モー!アイッサー!あっ、個ラン意識高め的な?オレは走らなくていいんす。寄生っすから!』

 

 

あまりにも清々しく寄生宣言をしてきたので思わず笑ってしまった。

 

 

「あ、5時間ぐらい店にいようと思うんですが、迷惑やったら追い出してください。先に飲み物追加で5杯分払っときます。昨日のお返しでそのうち1杯は寄生さんにごちそうしますね」

 

 

『マジすか、あちゃす!』

 

 

着席して昨日と変わりのない社員ホークとポカポカ殴り合う。

これまた昨日と変わりのないホットドッグが届いた。

 

 

『寄生、コーヒーいただいてまっす。昨日もマジ全然走れなくてぇー』

 

 

「走らなくて、じゃなく、走れなくて?」

 

 

『走りたい気持ちはあるんすよ。ほら、自分バイク好きじゃないすか?』

 

 

(知らんがな。あと、なんで着席した?)

 

 

『昨日もバイト終わりから走ったんすけどぉー、1.5億しか走ってなくてぇー』

 

 

(えっ!?今なんつった!?)

 

 

『なんとか勝てたんすけどぉー、無力っつーかなんつーか…』

 

 

「95HELLの日にバイト終わりからそれだけ稼いでたら十分じゃないですか?」

 

 

『いやでも40億でマジギリ勝ちだったんでぇー』

 

 

スクショを見せられた。

 

 

「初日から30人で40億!?1億差で勝利…ってことは寄生さんいなかったら負けてますね」

 

 

『いやでも足引っ張ってるしぃー』

 

 

「寄生さんが30人いたとすれば団は45億稼いでる計算になりますよ?だから気にしなくていいんじゃないですか?」

 

 

 

『オレは1人しかいませんよ?疲れてんすか?』

 

 

 

噛み合わない会話が終わり、正午まで社員狩りをちまちま進めた。

 

 

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約1億を稼ぎ喫茶店をあとにする。

 

 

『走れました?』

 

「仕事の電話にジャマされたけど、まぁぼちぼち」

 

『頑張ってくださいねー。あちゃしたー』

 

「あちゃすー」

 

 

電車移動を経て、A社の長い長い会議に出席した。

休憩時間等の合間にしか出来ない。

 

 

 

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夜21:30頃からやっとまともに戦場復帰出来たが

 

 

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1,881位まで順位が落ちている。

戦場から離れるとコレである。

 

 

 

やはり英雄は簡単になれるものではない…。

 

 

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結局、2日目は2.01億を稼いだが、事前準備編で計画した予定に対して−1億となった。

 

 

累積では貯金の0.57億を食いつぶし、借金0.42億 1,759位の状態である。

 

 

英雄を狙う人間としてはかなり危険な位置だ。

 

 

 

 

明日は計画分の4億と遅れてる0.42億分…走ったる。

 

いつも通り団内へ業務連絡をした後、すぐに寝た。

 

 

 

明日の出来次第で大きく変わってくるだろう。

 

いよいよ正念場の本戦3日目が始まる…

 

 

 

つづく