リハビリ編 8)余暇の到来
どーも、まこつんです。
半額もいよいよ終わりっつーことで、期間中の頑張り報告!!
・CPクエ 300回ちょいやりました!
→ 頑張ってない
・アルバハN30連 1回やりました!
→ 頑張ってない
・コスモス槍 完成させました!
→ 半額関係ない
想定通りの多忙ぶりでした。
まぁ、しょせんゲームなんだし自分のペースで楽しめばいいんじゃないすかね精神でまったく気にしてません。
ところで皆さん忘年会はもう終わりましたか?
世間では忘年会スルーみたいなワードもチラホラ目につきますが、
やはりヒトとサケの関係は非常に密接な関係にあると思います。
・まこつんさんの好きなお酒を教えてください
だいぶ前からいただいていた質問にそろそろ答えていこうかなと思います。
まずはつい最近、二日酔いであたまぽんぽんぺいん状態の出勤時に電車内で若者2人が話していたことから。
「まじでなんか今日ちょー気持ちわりいんだけど」
『ハイボールばっかり飲んだからだよ』
「カラオケの時は楽しく酔えてたのにな。ハイボールだめだわ」
『ハイボール合わないんじゃね?』
とりあえず満員電車の中で若者2人を睨んだまこつんです。
なぜか?
酒のうんちくを語るほど呑兵衛ではないのですが、
全てをハイボールのせいにした若者にイラっとしたのは事実です。
最近知ったのですが、コンビニの酒や居酒屋での酒が浸透しすぎているせいか
ハイボールが何かを知らない人がいることにゾッとしました。
成人を迎えた団員さんも多くいるということで、
お酒 実践&実戦編をすこしずつお伝えさせていただきます。
まずは先ほどの若者の会話を修正します。
「まじでなんか今日ちょー気持ちわりいんだけど」
『ブラックニッカのハイボールばっかり飲んだからだよ』
「カラオケの時は楽しく酔えてたのにな。安いウイスキーのハイボールだめだわ」
『ブラックニッカが合わないんじゃね?せめて角かトリスにすれば?』
「全部安いじゃん!www」
これなら睨みません。笑顔で若者の顔を覗き込むせいで恐怖を与えてしまうかもしれませんが。
酎ハイ=甲類の焼酎orウォッカ+炭酸水+氷
バクダン=ウイスキーor焼酎+ビール
例えば何人かで宅飲みをする際にコンビニで缶をたくさん買ってくるのもいいのですが、
上記の作り方を知っておけばコストが抑えられます。
他にもメリットとしていろんなバリエーションが楽しめるようになります。
緑茶や烏龍茶を用意していれば、緑茶ハイやウーロンハイも作れますし、
単純に焼酎の水割りも楽しむことが出来ます。
酔ってしんどくなってきたら水の水割りをこっそり作って回復に努めることも可能です。
なによりベースのウイスキーや焼酎の量や種類でアルコールの感じ方の違いが分かりますし、
自身の酒に対する許容範囲を確認する意味でもかなり有効です。
アルコールは人によって分解力が違います。
それにより酒が強い、弱いとなるのですが、
訓練で大きく鍛えられるのだ!と勘違いしている人が多いです。
たしかに初めての飲酒より2回目、3回目に酒を飲んだときのほうが美味しく、量も飲めると思います。
それは、、ただの慣れです。
回数をこなすことによって、カラダが、脳がこれまで摂取していなかったアルコールに対する抵抗を無くしていきます。
フワフワして気分が良くなってきます。
何を話してても楽しかったり、愚痴っぽくなったり、涙腺が緩くなったりします。
毎日酒を飲むようになりやめられなくなります。
酒を飲んでいないときに手が震え、仕事中でも平気で酒を飲むようになります。
はい、アナタもうアル中です!病院行き!!
酒とはいい距離感、いい飲酒量でお付き合いがしたいものですね。
ちなみにボクの好きな酒は
醸し人九平次 純米大吟醸 別誂(冷酒)、ボンベイサファイア(ロック)、ボウモア(ロック)、白州かワイルドターキー(ハイボール)、黒霧島か黄麹蔵原酒(芋)、純(甲)です。
このへんをテキトーなアテと一緒に飲めばボクはだいたい優勝できます。
需要があれば、続きはまたそのうち書きたいと思います。
ぞれではそぼぞろホンペンいくどぉぉ(泥酔)
リハビリ編 8)余暇の到来
2019年4月
古戦場まで約2週間。
まこつんに訪れた会社からの緊急入電。
電話越しではあったが、事務の女性の背後は喧騒に包まれていた。
部長に連絡をしてみたが繋がらない。
何かが社内で起きている。
午後のアポを全て丁重にキャンセルし、
急いで帰社したまこつんは見慣れない2人組が
オフィス内にいることに気づいた。
(税務署…?公取…?誰かの取り立て…?)
入口で予想をしていると、後ろから何者かに引っ張られた。
眉間にシワを寄せた部長だった。
『だれですかアイツら。デスク周りは部外者立入禁止でしょう?』
「ろうきだよ。ローキ。ちょっとこっち来い」
労働基準監督署 通称ローキの立入検査らしい。
奥の商談室に籠もっての小声トークが始まった。
『なぜローキが会社に?』
「お前も知ってるだろ。働き方改革だよ。ウチの有給休暇取得率が低すぎるからチェックしに来たんだとよ」
『…誰が?』
「分からん。とにかくお前はもう今日は帰れ」
何もないところに突然ローキはやって来ない。
誰かがローキに駆け込んだのだろう。
おそらく[2019年4月から順次施行となっている働き方改革に沿った労働体系・環境になっていない]とのタレコミをローキに相談した人間がいる。
9:00〜17:30の業務時間以外の労働は、ウチの会社ではいわゆる残業にあたる。
営業マンはこの残業代が一切出ない。
なぜなら、取引先との接待が業務にあたるのかが微妙かつ何時から何時までだったかの確認も取れない。
また、ゴルフにおいても朝早くから夕方まで拘束されるがこれも業務としては微妙である。
営業マンからすれば、取引先との接待をやりたくてやっているわけではないし、ゴルフ中も仕事携帯は鳴りまくっているので対応。
土日のゴルフは残業代どころか振替休日も発生しない。
そしてなにより、オフィスで業務時間外にデスクワークをしても営業職は[全てにおいて]残業代が発生しない、という理由から入社以来残業代をもらったことが無い。
ただし、商社のため営業職というだけで給与面ではそもそも優遇されているのは周知の事実であったため、直接的なクレームや愚痴を誰かから聞いたことはなかった。
『帰れというの指示ですか?』
「いや、これからお前が自分の意思で有給休暇を取るんだ」
『帰りませんよ』
「いいから今日は帰れ。課長になってからの取引先への挨拶も一通り済ませてるだろ。お前の有給休暇取得率が1番悪いんだ」
『今までは、[お前は休みを取らずにタフだな!働いたら働いた分だけ利益に直結させてるから給料も上がってるんだぞ!]って言われてましたよ?』
「評価の仕方は働き方改革で今後いろいろ変わってくるかもしれん。俺は部内に対してウチの会社がそもそもローキから業務改善の注意を受けてたってこと言ってたよな?」
『いえ、そんな話は聞いたことがありません』
「いいや、言ったんだ。俺は言った」
『いえ、聞いてません』
「言ったって言ってるだろ!」
『…大切なことなのでこれからはメールでいただけますか?記録を残しておいた方がお互いのためになります…よね?では午後から有給休暇を取得致します。お先に失礼します。あぁー、なんか風邪っぽいなー、いきなり』
くそがっ!
あの野郎…保身に走りやがって!!
責任者として吊るし上げをくらいたくないから、自分は口頭注意したが部下達は業務改善に努めず今までのスタイルで仕事をしていました〜とでも言って逃げ切るつもりだろう。
帰宅途中に大阪の部長に連絡をした。
「おぉー、どないしたんや。休みでも取らされたか風邪でも引いたか。4月言うてもまだまだ朝晩は寒いしやな」
『茶化すのはやめてください。状況、教えていただけますか?』
「まだ分からんけど、お前んとこの隣の課の誰かがローキにチクったっぽい。
そしたら、お前の有給休暇取得率がめちゃ悪いのが発覚して、土日に会社に休日出勤してた分の振替の休みすら消化できてないのも分かってもうてやな。
働き方改革っちゅーのは、人の2倍も3倍も頑張って働いて出世したヤツを小馬鹿にする仕組みなんかな?」
『4月以降何かが変わるとは思ってましたけど、まさかその前から掘り起こされるとは思ってませんでしたよ。隣のK課長あたりですかね?』
「お前んとこの上司も同じ気持ちやろな。俺もKがアタリかなと思って見てるわ。年齢が一回り下の気に入らないまこつん課長と部長の両方を落とせるからな」
『だいたい話が見えてきました。さらにボクはそっから部長に安売りされそうってことも。情報ありがとうございました』
「部長に安売りされるってなんやねん!?」
『自分の身は自分で守ります。それでは失礼します。ボク、いきなり風邪っぽいので』
「おまっ…」
K課長でおそらくアタリだろうな。
帰宅後、浴びるように酒を飲んだ。
翌日、出勤をしたが半分ぐらいの人間しかいない。
(みんなめっちゃ休み取らされてるやん)
K課長がコチラに気付いてやって来た。
「まこつんくんが休むなんて珍しいね。風邪でも引いた?」
『ええ、そうなんですよ。まだノドがイガイガします。ノド以外もすごくイガイガしてますけどね』
「働きすぎなんだからたまにはゆっくりしたほうがいいよ。ほらっ、キミの部下も部長の許可をもらってたくさん休んでる。きっと課長が休まないから休みづらかったんじゃないかな?」
『そんなことはありませんよ。課内には業務に支障をきたさない範囲で遠慮なく休みを取ってくださいと言ってありますし』
「だったらいいけどねー、ウチの課はさぁ」
『すいません。部長に呼ばれてるので。あー、イガイガするー』
部長に呼び出されたので面談。
1週間で○時間の有給休暇、1ヶ月で○時間の有給休暇を取得しろとの内容だった。
1日、半日の休暇取得が難しいなら時間単位でも良いとのことだ。
酒を飲みながら想定した今後の流れと合致していたため、特に反論はせず素直に従うことにした。
時代の流れに合った働き方をしながら結果を出していけば良いだけのこと。
他者と同じ時間を働いたとしても効率良く結果を出すことには自信がある。
そもそも他社の2倍、3倍の成果を得るために時間外も働いていただけだからだ。
有給休暇の取得という武器を得たまこつん。
いよいよ暴嵐荒れ狂う風有利古戦場が始まる。
つづく