雑談3(完)
どーも、まこつんです。
雑談も3話目ということでどこまで書こうか散々悩みましたが…
おもいきって全部書くことにしました。
全て事実ですから、自分への反省とか戒めも込めてフルオープン!
ちょっと重かったりするのでそのへんは気をつけてください!(どうやって?)
2011年10月
モンハン3rd
2人の駆け出しハンターフレンドを連れてアドホックパーティの上位ロビーへ。
空き枠を埋めたのは自分と同等装備の玄人ハンターでした。
ナルガクルガという敵を一頭倒すクエストなんですが、かなり素早い相手。
敵の行動パターンが頭に入っていなければチョロチョロされて時間がかかる。
玄人ハンターはナルガ軸の装備のため、ナルガクルガを相当数狩っているのは分かっていました。
おそらく5分針(5-10分以内のクリア)かな。
問題はこの慈善事業に協力的かどうかという部分。
邪魔をしてくる可能性もあります。
ランダムな位置からスタートしましたが、よりによって初期位置6のナルガから1番遠い場所でした。
急いで合流したタイミングで玄人ハンターが罠を設置。
(削り目的か?6からナルガを移動させたくないタイプ?)
この罠というのはモンスターを規定秒数動けなくすることでひたすらタコ殴りが出来るアイテムのことを言います。
また、モンスターの体力をかなり削ってから罠→麻酔玉で捕獲によるクリアも可能。
合流後、罠にハマっているナルガをしばいていると隣で麻酔玉を投げ始める玄人。
早すぎるだろさすがに、まだ弱ってn…
チート? 0分針って…早すぎでしょ。
同行したフレンドハンターからPS3にメッセージがありました。
あのsakuって人ヤバいです。爆弾ボカンボカンしてました。死んじゃいます。外しましょう。
(スタイリッシュボマーか…)
自分で見たわけでもないので…もう1戦だけいいですか?
2戦目は完全に爆弾を目視しました。
ってか、全ての動きに目を奪われました。
これまでたくさんの爆弾使いをマルチで見てきましたがここまで洗練された使い手を見たのは初めてでした。
罠や睡眠状態からの爆弾ぼかーん!
ではなく通常戦闘中に爆弾設置→起爆を盛り込むスタイリッシュボマーはソロ向けだと思っていました。
攻撃中の味方が起爆してしまう恐れ、爆弾によるダメージを味方も負ってしまう可能性もあるからです。
おい!てめぇマルチでボマーやるなよジャマだ!
だいたいこういった事案につながるのですが、1戦目も2戦目も味方の誤爆0、被ダメ0
モンスターと味方の位置、爆弾の範囲、敵の次回行動、味方の次回行動が常に見えている、読めているとしか考えられませんでした。
ゲーム内チャットで【師匠には申し訳ないですが、ボマーとはやりたくありません!】と言い、退出していく駆け出し2人。
saku「やっぱりそうなりますよね。ウグイスさん申し訳ないです」
ウグイス(ボク)『いえいえ、分かってないのはあの2人かと』
「どういう意味です?」
『周りに迷惑をかけるヘタクソなボマーのせいで、悪いイメージがどうしてもありますけどsakuさんのボマーは違いました。スラッシュアックスのスタイリッシュにも驚きましたが』
「すごく嬉しいです、なかなか理解してもらえないので…ありがとうございます。良ければフレンド希望を送ってもいいですか?」
『コチラも同じことを考えてました。ぜひお願いします』
初めて自分からフレンドになりたいと思った相手でした。
キーボードを引っ張り出してきてチャットのやり取りをしてみると、イキリやオラオラもない人だということが分かりました。
自分でも驚くほど早く打ち解けた記憶があります。
その後はsakuさん秘伝のスラアクスタイリッシュボマーを教えていただくことに。
「爆弾を高速設置してそのタルを斧で切ってモンスターにダメージを与えつつ爆発をサイドステップで避けるんですよ」
『ちょっと何言ってるか分かんないすね(富澤)』
「回避距離と回避性能スキルの意味って分かりますか?」
『回避行動時の距離が伸びるのと回避時の無敵時間が長くなるんですよね、たしか』
「それです!それを爆発に合わせるんですよ。爆風にも判定があるんで距離も必要です」
『この動きを常に動き回る敵に爆発が当たるようにやるんですよね?味方位置とターゲット見ながら』
「はい、なので大タル爆弾Gを初めは斧の先っちょで斬るイメージが良いかもです。敵の動きを予備動作で判断するのはいつもと同じですよ。あとは爆風の判定距離把握しとくのも大切です」
『おー、避けれました。これを実戦の中でやるのは大変そうですね』
「慣れれば大丈夫ですよ。あとは横斬りのあとディレイを活かして無敵時間をフルに使うとか各攻撃のフレーム数を頭に入れて…」
『ちょっと何言ってるか分かんないすね』
職場では日を追うごとに【大阪から来たやつ潰すマン】の陰湿度は上がっていましたが、sakuさんと出会ってから毎日が楽しくなりました。
まっすぐ帰れる日はすぐにPS3を起動。プレイ中であればすぐに合流して、ボマーの特訓。
毎日与えられる課題をクリアし、少しずつスタイリッシュになっていくのが分かりました。
sakuさんが見守る中、ナルガクルガ連続3頭クエを5分でソロ討伐達成し、めでたく免許皆伝。
その後は2人でいろんなルームに入っては爆弾魔コンビの連携を発揮する日々を送っていました。
直接面識のない人とVCで話すことに抵抗がある派なんですが、sakuさんは特別でした。
年齢が近かった、というのもあるかもしれません。
いつのまにかお互いVCで雑談をしながら狩りを続けるようになった頃、
『さすがにプレイ人口減ってきましたね。ほとんどロビー立ってないですよ』
「来月、3Gが発売されるからでしょうね。任天堂の方だからPSPの3で頑張っても…って感じでしょう」
『3DS買うんですか?年末に出されてもやる時間ないんですよねー』
「いや、たぶん買わないっすねー。あのグリグリボタンが許せねぇす」
『じゃあボマーコンビも解散かー。寂しくなりますね』
「いやいや、他のゲームやりましょうよ。あっ、まこっさん聞いてくださいよ。こないだまた配達の件で社長から理不尽にブーブー言われて」
『どこの職場でも理不尽なオッサンいてるもんなんですねー、あー来月から忘年会ラッシュいややー』
「お互い生活していくために頑張って働きましょー」
12月に入り、各取引先との接待忘年会が続きました。
平日は常に二日酔い、土曜日は二日酔いと蓄積した寝不足でダウン、日曜日は溜まっていた家事をこなすだけの日々。
一度だけPS3を起動させてみましたが、sakuさんも数日前ログインだったのですぐに電源を落としました。
年末年始を実家で過ごし、2012年の仕事初めを迎えました。
1週目、2週目の日中は電車と徒歩でひたすら都内所在の取引先を訪問し『あけましておめでとうございます』を繰り返すだけの挨拶回り。
部課内の人間と共にする挨拶回りには潰すマンもいたのでこの時間はかなり苦痛でした。
オフィスに戻って日中出来なかった仕事を開始。
エスカレートする潰すマンの理不尽な仕打ちにも耐えながら業務をこなす。
(こうやって今まで何人も潰されてきたんだろうな)
この潰すマンの権力は絶大のようで、周囲も見てみぬフリをする淀んだ空気が蔓延しているのをずっと感じていました。
1月2週目の挨拶回りの移動中、
ボクは路上で倒れ、救急車で搬送されました。
この時の記憶はあまりありませんが、その日はずっと汗が止まらなかったことと目の前が歪んで真っ暗になる瞬間に近くで【やっと倒れたか】という声が聞こえたのは覚えています。
蓄積し続けた肝臓へのダメージが原因でした。
年明けからの潰すマンストレスを発散するために連日ヤケ酒を繰り返したのも良くありませんでした。
業務内容に触れてしまう愚痴は外部に漏らさないようにしていたので、友達にも話せずにいました。
理不尽な仕打ちの話をして、周囲から同情されるのを嫌がった面もあります。
結果、酒に逃げ、それだけに頼っていました。
入院期間中、そのことを振り返り反省しました。
約10日間で退院し、会社にも明日から出社することを報告。
翌朝、スーツに着替え、玄関で革靴を履いたところで突然吐き気がしました。
外へ出ようとしましたが、全く足が動いてくれません。
あの時の【やっと倒れたか】が耳にこびりついて離れませんでした。
会社に体調不良で休むことを連絡したら震えが止まりました。
スーツを脱ぐと吐き気も治まりました。
あぁ、精神をやられてしまったんだなということに気がつきました。
ずっと我慢して耐え続けていましたが負けたんだなと思いました。
それからは心療内科のカウンセリングに通う日々が続きました。
それでも鳴り続ける仕事用のガラケーを真っ二つにへし折ったこともありました。
何もやりたくありません。
1日中ずっと家にいると何やってんだろうと沈んでしまうので、わけもなく1日中パチンコをボーッとしながら打った日もありました。
余計に自分がイヤになりました。
自身の立ち直れない弱さに幻滅する日々を1ヶ月間過ごした頃、夜中にPS3が視界に入りました。
誰とも何も接触したくなかったのですが、不思議と自然に電源を入れていました。
フレンドからメッセージが届いています(3)
「あけましておめでとーう」
「3DS買うかもしんないです。買いましたー?」
「おーい、まこっさーん生きてるー?オレ、クビになっちゃったー。3DS買えないやー」
こちらがオンラインになったことに気づいたのか、すぐにsakuさんから連絡がありました。
誰かと声を出して話すのは久々でした。
「ひさびさっすねー。あまりにログインしてないから心配しちゃいましたよー。あ、俺クビになりました!」
『なんかやらかしたんですか?』
「いやー、もう理不尽なことが溜まりに溜まってきたんで掴んじゃいました、社長の胸ぐら」
『それで殴っちゃったんですか?』
「いや、胸ぐら掴んだぐらいから冷静になってきて…すぐ謝ったんですけどダメでした。どうせクビなら最後に殴っとけば良かったです」
『そうですね、どうせ辞めるなら最後に殴り飛ばした方がいいですよね』
「なんかありました!?だいたいそういうのいつも止めてくれてた側なのに珍しいですね」
この時、東京に転勤してきてからの事を初めて人に話しました。
面識がないから逆に話せた…というのもあるかもしれません。
「なんなんですかそいつ!あと周りのヤツらもおかしくないっすか?俺が長野から東京行って全員ぶっ飛ばしてやりますよ!」
『殴るのはダメです』
「じゃあ胸ぐら掴む程度で我慢しますよ」
『いや、それでクビになってんじゃないすか!』
久々に大きな声が出た気がしました。
sakuさんと話すことですごくスッキリして、自分の感情整理が出来るようになってきました。
『sakuさんありがとうございます。自分にしてはちょっとおとなしすぎました。社歴も浅いし東京も全然分かんないから言うこと聞くしかないって思い込んでました。
ブン殴ってきます、社会的に。殴りたいんで明日会社行きますわ』
「言ってくれればいつでも加勢しにいきますからね!あっ、もし都合良ければ今から久々にどうです?2人でナルガクルガ」
『いきましょう!ボカンボカンしましょう!』
3時間後、窓から差し込む朝日がすごく眩しかった。
スーツに着替え、革靴を履いたまこつんは玄関の扉を開けた。
おわり
あとがき
なんかめっちゃリアルに重たい話をしちゃってすんません!
これから長いサラリーマン生活の中ではありますが、この時期が1番ツラかった!っておじいちゃんになっても言ってると思います。
4人目、として潰されたんですが、オフィスに戻ってきた人間は初めてだったみたいです。
その時に周囲の方々からたくさん謝っていただきまして…みんなでアイツを倒すぞーという流れになり、これまで巧妙にもみ消していた潰すマンの悪事が噴き出してサヨナラーとなりました。
古巣の大阪もだいぶ裏でアレやコレやしてくれたみたい。
その際、会社側からも謝罪と今後の対策案としての社則変更など、誠意ある対応をいただきまして…
転職しようと決めてましたがなんだかんだずっと同じ会社で今は管理職やってます。
自分がされてイヤだったことを部下に絶対しないように気をつけながら。
グラブルの話になりますが、団設立の際に団員同士のTwitterでの繋がりをどうするかで少し悩んだことがありました。
20人も30人も団員がいると、いろんなタイプの人が集まります。
その中で、Twitter上での摩擦理由による団崩壊を防ぐために団員同士のTwitterでの繋がりを禁止している団もあります。
正直、Twitterでの繋がりは良い面も悪い面もあります。
最近だと、ある団員さんがアイコンを変えたがしっくりこず、前のアイコンに戻そうとしたらその画像を消去していて途方にくれているツイートをしたところ、別の団員さんが控えていた画像をスッと提示する、というほっこりストーリーがありました。
わざわざ誰かにお願いをするのもなー、でも画像消しちゃったの悲しいなーというつぶやきを見て、先の展開に繋がったという良い例です。
こういうのいいですよね。
困ってる人を助けるパティーン。
他にも団内アルバハ迷惑かけちゃうかもツイに対して、団員の皆さんがあったかいリプをしていたのも見かけました。
だんちょりがリプしてフォロー入れる場面じゃないな、とニッコリホッコリしました。
逆に誤解が誤解を生んでいくこともあります。
例えば団員Aさんがシミター4凸1本完成、1凸だからあと2本で4凸2本!
みたいなツイートをしたタイミングで、
団員Bさんがシミター2本もいらないっしょ!
とツイートしたとします。
Aさんからすると、なんだコノヤロー!直接リプして言ってこいやぁ!ってなりますよね?
でも実はBさんはローズ戦におけるシミター本数に関する記事を見かけてRTして、空リプをしていただけでした。
AさんはBさんにイライラをし、BさんはAさんからイライラされてることに気がつかないまま同じ団で過ごします。
こういう蓄積ってのはほっといたらなんかのキッカケでボッカーンと爆発します。
先を読む想像力と配慮に欠けた空リプは誤解と混乱を招く可能性がありますよね。
こういうのはさりげなくフォロー入れてます。
また、団からの業務連絡に対して意見がある場合はその場で言えばいいのに、自身のツイートでボソッと言ったりする人もいます。
ウチじゃ見かけないけどね、ほぼ。
こういう方々は共通して、周りからどう映るかが見えていません。
団内に対する何か否定的な意見を述べる場合は、然るべきルートで意見をするのがスジです。
それが団内環境改善につながると考えての意見でしょうから。
100歩譲って団内から見えないところでボソッと愚痴をこぼすことはあっても、見える位置で否定的な意見をしてしまうタイプの人が世の中にいるのもたしか。
コレが団幹部からすると1番イラつくケース、ってのはよく聞きます。
そのへんに吐き捨てられた否定意見を見た団内外の人はどう思うでしょうか?
吐き捨てられた否定意見をわざわざ拾って議論してくれるとでも思ってるんでしょうか?
甘すぎでしょ、自分が意見をして変えていく意思がないなら移籍しろってな感じで見られますよね。問題と向き合ってないんですから。
他にも争いごとの発端として、外部との軋轢パターンとかいろいろあります。
ワンパンくそ野郎とか言ってGNを晒した場合、他団との揉め事に発展するかもしれません。
そういう展開に至る想像力が乏しい人も世の中にはいるということです。
Twitter以外にもたくさんある団運営上のリスクを考えていると、いっそのことTwitterでの繋がりは全部ナシにした方がいいと考える団長がいるのはこういう理由です。
業務連絡が全員に周知できる別ツールさえ用意出来れば管理ラクなんですから。
でも、ボクはsakuさんの時のような繋がりの大切さ、メリットの部分を重視してTwitterはフリーにしました。
グラブル以外の事も好きにつぶやけばいいし、それによって別趣味の気が合う団員さんも見つかるかもしれませんからね。
仕事やプライベートの愚痴もこぼせるような間柄になるかもしれません。
大きな分岐点でその人に救われるかもしれません。
人生何があるか分かりませんからね。
せっかくのご縁ですから、いっぱい気の合う人を見つけていろんな話で盛り上がっていけばいいと思ってます。
団員のツイート周遊して、誤解を招きそうな表現ないかとか吐き捨ててないかとかいろいろチェックして悪い芽を早期に潰していく管理は大変な部分もありますけど、
それ以上に【繋がり】ってのはホンマに大切な事だと思ってるんで。
せっかく同じ団なので団員同士お互いリスペクトして迷惑をかけずに楽しくワイワイしてもらえたらなーと思います。
何かあったわけじゃないけど、Twitterを開放してる理由の雑談内容になったのでついでにお話しをしました。
ちなみにクソリプは送り続けるかんねっ!
((っ’-‘)╮ =͟͟͞͞💩
sakuさん、ボクは元気にやってますよ!
おしまい