堕落本質 9)堕ちる
どーも、まこつんです。
気がつけばあと約2週間で闇有利古戦場ですね。
皆さん、ちゃんと準備は進んでいますか?
ボクですか? HAHAHA
そいつは愚問ですね。そりゃもうバッチリですよ。
こちらが昨年の闇有利古戦場の時の編成を可能な限り再現したものです。
まあグラブル開始して1年経ってない中、初めての神石編成って感じがしますね。
グラシは2本しかないし、ブルトは逆に2本だし。
黒騎士、水ゾ、ジャンヌ、オリヴィエ、ヴィーラあたりで背水オメガ剣パ、
メインパラゾのカオスルーダーでこれでも当時はまあまあ戦えてた気がしますね。
で、約1年後の編成がこちらです。
この1年の成長っぷりを刮目せよ!
………。
安西先生ごめんなさい!
自分…バスケがしたいです…!!
言い訳をすると他の属性に興味持っちゃって、、
リミ武器凸る数もある程度限界があるじゃない?
闇は渾身も背水もケースバイケースで両方使えるからやるなら両方やりたい→やれない→ほな放置しとこ そんな感じっすわ。
え?背水でマジェ使えばいいじゃない?
なんで編成に入ってないのって?
落ちないからだよっ!
結構マリスぅぅは回数こなしてるんですけどね。
あと、最近の古戦場を冷静に振り返ってみたときにちと気づいたことがありましてね。
【なんだかんだずっと古戦場走ってるなー】と。
今年に入ってからの6古戦場分を計算してみたんですが、
まさかの1古戦場平均7.62億貢献度\(^⚪︎^)/
そりゃ最近やたらと強豪団からスカウト来るわ!
それも例の火古戦場後は特に熱烈ごいごいすー。
あんなん一生に一回ですぜホンマに。
団長を引き抜こうとするとは、、、なかなかぶっとんでておもろいです。
でもね、団を捨ててまで移籍するような責任感のない団長に見えてるのであれば心外ですよコノヤロー!!
ってことで今回は光エレのために肉集めはするけど、本戦は背水短剣パで肉腐らせながら趣味走り程度にやろうかなと。
フェリ、ヴァンピィ、ターニャがいるのでコンジャクデス水ゾ落とした後にどーのこーのしようと思ったら、サブから出てくる人ピンピンしてるし。
ニーアはギリギリ間に合いそうだったんですが、他の賢者に目移りしちゃったのでごめんなちゃい。
ハイハイ、どうせなんだかんだ走るんでしょ?
と思ってるそこのアナタ。
闇は走らない。アタイ走らないんだからっ!
堕落本質 9)堕ちる
S氏『忙しいと思うけど、落ち着いたらご飯行こうよ』
「ええで。管理職試験と古戦場終わったら落ち着くと思うから、その頃にでも!」
管理職になったら忙しくなるから引退するかも。
そうじゃなくても退団するかもしれない。
勝つための走行が出来へんくなると団に迷惑かけてまうからなぁ。
古戦場前にS氏とこういう話をしていると自然にご飯行こうという話題になった。
S氏は同期入団ということもあり、始めはエリートのSをライバル視していたが、古戦場で団を引っ張っていく2人が打ち解けるのに時間はそうかからなかった。
朝活のない団なので、S氏は10〜11時頃からダラダラと走り始めていたのだが、ある時「朝から走ろうぜ!」と誘ってからは早朝から走行してくれるようになった。
高戦力が長時間走るのだ。勝利に大きく貢献してきたのは言うまでもない。
古戦場で互いを認め合うようになってからは、年齢が一回り以上離れているにも関わらず絡むことが増えたように思う。
団内のごちゃごちゃした人間関係の悩みなど、兄貴分として不器用なS氏からの相談を受けることは全くもってイヤではなかった。
深夜まで及ぶLINEや通話もあったが、頼られているという実感もあり、むしろ相談を受けることが喜ばしいとも感じていた。
2/17(日)本戦初日
22時のATを迎え、一斉の指示のもとアクティブ団員が地獄のような時間を迎えていた。
そこには各団員が自発と救援を繰り返す中、少しだけテンポを落として冷静に戦局を見極めるまこつん副団長の姿があった。
アナザーTさんからの分速報告を聞きながら、継続…撤退の判断をしていたのもあるが、それ以上に確認せねばならないことがあった。
お邪魔しまーす
自発をした時にS氏がやってきた。
多くの団員が自発と救援をしているので、そういうこともあるだろう。
「散開して!1つのところに固まりすぎないように」
嵐のような戦場で指示がこだまする。
救援参戦し、また自発をする。
場合によっては自発したものをそのまま置いて救援に行くこともあった。
とにかく【団全体】の貢献度速度を上げるために最大限の努力をする。
だが、ここには大きな穴がある。
自発をした際にまたS氏がやってきた。
ツクヨミを倒した後、救援に入ろうとしたが自発数が少ないと感じたため連続で自発をした。
S氏がやってきた。
たまらず言った。
「人の肉はうまいか?」
『うまいね!』
…手がわなわなと震えた。
副団長就任後、ある団員から相談を受けていた。
それも1人ではなく複数からである。
『Sさんが毎古戦場たくさん走ってくれるのはありがたいんですが…自発数が極端に少ない気がしてます。まこつんさん、Sさんと仲良いと思いますし副団長なので注意してもらえませんか?』
「分かりました。本人が自覚してない部分もあるかもしれないので直接その行為を確認したうえで事実であれば注意します」
正直、事実だと思った。
火、闇あたりから自分も感じていた部分だったからだ。
S氏は社会人騎空士たちが日中働いている間、相手団との差をキープするためにせっせと自発中心に走っていた。
他の学生が日中自発すれば救援参戦していた。
そして、夜のAT中に一斉が出た場合は救援メインで古戦場を駆け巡った。
おかげで1討伐にかかる時間は短縮されていただろう。
だが、夜メインの社会人騎空士たちは限りある
時間の中で半汁と自身の体力、睡眠時間を削って集めた肉を使って一斉の間、ずっと自発をしている。
その中で救援ばかりして自発をしないS氏をよく思わない。公平さに欠ける行為なのだから当たり前だ。
一斉中はみんなが必死のため全員の動きが見えづらいが、確信を得てしまった。
たまらず言った「人の肉はうまいか?」の問いに対して、うまいと言った。
肉報告でのS氏の話は500個。
闇古戦場での事件後、モチベが下がっていたこともあり光古戦場の肉数はいつもよりさらに少ない。
しかも今回はその数を団全体が把握している。
かばいきれない…。
おそらく本人は団が勝つために悪気なくこの動き方をしているのだろう。
一斉とは、その時間グラブルにインしている全員が自発と救援をバランスよく繰り返すものである。例外はない。
例外的な動きをするのであれば団幹部に事前に説明をして了承を得る必要がある。
だが、説明を受けても了承はしなかったであろう。
S氏の行為は、自分の肉は自分で食べて貢献度独り占め、周りの肉は自分も食べて貢献度を稼ぐと捉えられるからだ。
個ラン意識の肉寄生野郎と解釈されるのが自然である。
疑いはあった。
だが、光古戦場までに自発と救援バランスの話も団内に周知をしていた。
肉を稼ぐことの大切さと大変さの話もしていた。
心のどこかで信じていた。
アイツは良い奴だからそんなことはしない…
仮にそうだとしても、俺とアイツは感覚が近い戦友だから気づいてくれるハズだ…と。
だが、目の前で救援参戦ばかりするS氏を見てしまった。
『うまいね!』と悪びれもなく言ったS氏はその後も救援参戦を続けている。
「団内の腐った根っこを取り除かな団の将来はないと思うで。一斉中のカツオワンパン野郎とかリアル優先を逆手にとって忙しいフリして全然走らずに勲章もらうやつとか、全然自発せんやつとか、入ってきて挨拶せんやつもクソやな。リロ終わりとかはしゃーないけどな」
なぁ、Sん。俺とお前はこういう話をよくしてたよな?あの会話はいったい何やったんや?
一緒に団の将来を心配して、ここがダメ、ここを変えていきたいとかいろいろ話したやん。
その後、俺が副団長になった時も、
俺は団の内側から団を変えていく、Sんは団員として団の改革に協力してくれるって言ったやん。
改革反対派が水面下に潜む中で、少なくとも俺ら2人は分かり合えてると思ってた…のに。
本戦初日が終了した。
お疲れ様でしたスタンプが落ち着いた頃
「汁と体力と限りある時間を使って一生懸命集めた肉を平気で食う肉寄生野郎がいる。人の肉ばっかり食うな」
前日からの負の感情が止まらないまこつんが団チャで爆発した。
また、あれだけ言っていたにも関わらず参戦時の挨拶すら出来ない団員が目立ったため、他団員からも『挨拶出来ない人、気分悪いです』とのクレームの声が上がった。
団内の空気は一気に重くなった。
荒れている精神を少し落ち着けた後、
S氏に関する確認報告を相談者数名にDM送信した。
「事実でした。団チャでも言いましたが、本人にも直接ボクから言っておきます」
その報告をした際に、古参メンバーグループが自分に対する反感を持っていることを教えてもらった。
例の挨拶もロクにせず走らないぬるま湯メンバーが中心となってアンチまこつん運動をしていることを知った。
なにかがはじけた
あぁ…そっか。
俺がやってることって…意味ないんやな。
どれだけ説明しても
どれだけ注意してもムダなんや。
どれだけ一生懸命改革をしようとしてもムダなんやな。
むしろ迷惑なんやな。
もうこの団は根の部分が腐りきっている。
お世話になった団への恩返しやと思って壊れかけた団をどうにかしようとしたんやけどな。
遅かれ早かれこんな団は走ってる人が愛想つかして出ていく。
こんな団…一回ぶっ壊した方が早いわ。
心のどこかで分かっていたけど…
変えようなんて考えがそもそも間違えやったんやな。
友達1人にすら分かってもらえてなかったんやから。
もう…
つかれた
S氏に一方的に連絡を取った。
食事に行く話も白紙と伝えた。
ほとんど一睡も出来ずに翌朝から管理職試験の筆記試験を受けた後、
光古戦場をもって退団する旨を団長に申し入れた。
つづく