特別編 5)そこにいるということ
どーも、まこつんです。
今回で特別編完結となります。ナガカッタ。
完全に私見ですが、『存在感』って大切だなーと思います。
団内自発をしようと思ったときに、麻痺延長持ちの〇〇さんがいるからつよばは自発しようとか、
オメガユニット1つ足りない~ おっ、〇〇さんがいるからアルバハHL自発の声掛けしてみようとか、
いつも〇〇さんがこの時間アクティブだから自発したら救援きてくれそうとか。
コレって〇〇さんが戦力とかアクティブ時間のイメージを周囲から持ってもらえるぐらい、
実績を積んできているということですよね。
貢献度では測れない存在感ってやつは、周囲に安心感をもたらします。
本戦最終日はこの存在感というキーワードをもとに進めていきます。
特別編5)そこにいるということ
AM6:00
早朝からオフィスにて昨日のツケ業務を処理していく。
AM7:00
そうです。喫茶店で本戦を全速走り。
AM9:00
部下Bと打ち合わせ
AM9:50
部下Bとともに新幹線で名古屋へ向かう
昨日の部下Bからの至急連絡はこの名古屋出張の同行依頼であった。
話は前日に遡る。
部下Bの得意先である某社から、現状抱える問題点の相談を受けたBは迅速な対応をし、40分後に提案内容を添えてメール回答をした。
10分後、某社から部下Bにクレームの電話が入り
担当者を変えろと言われる。
その後、部下Bからの報連相を受け、某社へ連絡。
某社はもともと担当していた先だ。何に怒っているかを逆撫でせぬよう慎重に確認した。
ここで中間管理職として大きな2択を迫られる。
部長に相談をするか、しないかの2択だ。
問題が大きくなった場合、某社との取引自体が最悪白紙になる可能性もあるため、
部長に相談をして巻き込んでおいたほうがリスクヘッジできる。
但し、営業職にとってユーザーからの担当者変更希望は大きな汚点となる。
おそらく部下Bは営業にはいられなくなり、他部署でも営業を追い出された残念社員のレッテルを貼られて働き続けることになる。
某社の担当者も個性的な人ではあるが、3年間接してきたうえで人間味のある人だと言うことは分かっている。
おそらくBがこれまでも本件においても機械的な対応を取った点に憤りを感じているため、誠意と今後の対策を見せれば丸く収まるのではという予測を立てた。
Bの感じた問題点をヒアリングした上で、部長には相談せず2人で処理することにした。
某社からの相談に対するBの提案内容は完璧であった。
完璧ではあったが、某社からの相談内容に対する提案を他にも2つ用意させたうえで朝イチからのBとの打ち合わせを実施し、準備万端で新幹線に乗り込んでいた。
新幹線が到着するまでの約1.5時間、夜勤明け団員と肉余り団員、翼の4名で肉処理を続けていたが、隣にいるBの表情は冴えなかった。
あえて、Bには触れない。今はこちらの指示内容の意図を考えてもらう時間だ。
AM11:00
某社担当者と商談開始
クレーム翌日に前任者である課長が足を運んだこともあり、某担当者も怒りモードではないようだ。
(これはイケル…)
本件の対応に関するお詫びをしたうえで、
部下Bから事前に用意させた提案3つを発表させた。
1つ1つのメリット、デメリットを丁寧に説明し、
某担当者とキャッチボールのやり取りをしている。
頃合いを見て、
『本件Bの提案が言葉足らずであった点、改めてお詫び申し上げます。今回、3つのプランをご提案させていただきましたが、昨日Bよりご提案させていただいたプラン3がやはりベストかと思います。40分でベスト回答を用意出来る非常に優秀な部下ではありますが、階段をのぼらずにエレベーターに乗ったのではないかと勘違いされがちです。けして手抜きをしたわけではなく、御社の事を考えて一番メリットのあるご回答をさせていただいた点、ご理解いただきたく。
…ただし、それがベストかどうか決めるのはお客様なんやから、電話も添えて説明をして建設的な議論はせなあかんで。お客様と積み上げていくほうが勉強になるし、一緒にやったほうがおもろいやん』
某社担当者と部下Bに対して話をし、
1時間の商談の結果、、、
本件は穏便に取り扱っていただけることになり、
Bの提案も採用となった。
名古屋駅近くで部下Bとひつまぶしを食べたが終始無言であった。
帰りの新幹線車内、部下Bが
『つまりは自分の中でベスト回答と分かっていながらも、客に選択肢を与えて説明して納得して選択させろってことですか?』
『それ!3つも用意してくれただけで相手は嬉しいやん?しかも自分で選んだって思わせたら相手も責任転嫁せずに一生懸命やるやろ。完璧過ぎたらあかん、余白を残せ。ただし、相手によってやり方は使い分けろ。
許してくれたから良かったなー、ビール飲みたい』
『業務中なんでダメですよ!課長のおかげでサラリーマン人生 死なずに済みました。本当にありがとうございました。この恩は一生忘れません。でもビールはダメです』
『なんでやねん。ほな目を瞑っとけ!一口だけでもええから!頼むわ〜ホンマに』
ゴクリ。
1人のサラリーマンがまた1つ成長した姿を見ながらアイスコーヒーを口に含んだ。
帰りの車窓から見える富士山は
午前中よりくっきりと美しく見えた。
完
完じゃねえよ!
PM1:00
本戦最終日あるある 肉が余って困ってます団員が複数人現れることはTwitterチェックでも分かっていた。
実際に午前中から肉処理を手伝っていたが、
現在 新幹線車内で部下Bとこういう雰囲気の中、
『じゃ、俺 古戦場やるから。ばいばいぴー!』とは言えない。
ここで存在感を見せる団員が現れた。
夜勤明け休日のD・べぇ である。
・日中アクティブな人間がほぼいない
・100HELLをソロでテンポよくやれる団員が少ない
上記団内状況でRank166の彼が眠気と戦いながらひたすら無双救援してくれていたため、安心して部下Bとの仕事談義をすることが出来た。
PM3:30
東京に戻り、某メーカー主催の勉強会に参加。
参加型セミナーのため、全く走れない。
PM5:40
勉強会後、そのまま懇親会に出席。
立食パーリーのため、全く走れない。
メーカー担当者やお偉いさん相手にぺこぺこペコリーヌを繰り返す。
PM7:00
ようやく中締めが終わり解放の時である。
タクシーに飛び乗り、団チャや参戦状況を確認。
参戦者も増えているがその分、余っている肉も増えている。。
PM8:00
帰宅後、臨戦態勢を整え団アビ発動から本格参戦する。
誰もが自発をしたい。が、当団戦力状況からして全員が自発乱立するとテンポロスとなるため、
交通整理をして極力不満とロスが出ないように自発割り振りをする。
9人アクティブであったため、流動的3:3:3フォーメーションを取った。
ここでもD・べぇを含めた複数のメンバーが存在感を示した。
ノルマ達成後の過ごし方も走り方も自由なため、
リアル優先だろうが別ゲーだろうがソロだろうが、
各自好きにしてもらっていいのだが
最終日の肉処理時の参戦は本当に助かる。
そこにいるということ。
それがどれだけ周りのチカラになるか。
世の中いろんな人がいる。
とにかく自発したい人、自発と救援のバランスに長けた人、肉は余っているが遠慮して救援に専念する人、
参戦者数を確認した上で大丈夫と判断し、ソロ狩りに集中する人。
そこに自分の考えの軸がしっかりあればそれでいいと思うし、線をはみ出すものには注意をする。
良くも悪くも自分のやったことは自分に返ってくるということさえ分かっていればそれでいいと思う。
救援 救援 救援 残り何個?救援 救援 自発交代 救援 救援…
あぁ…最終日のこのイケイケなお祭り感
たまんねぇな!!
嵐のような4時間であったが、最後の最後まで戦った。
いつも通り団員へお疲れ様でした連絡。
前回のB帯対比勲章数を周知連絡し、
A帯の美味しさを改めて実感してもらう。
最終日貢献度1.5億
(D・べぇ1億 すばらしい)
団当日最高貢献度更新 8.86億
個人累計6.38億(過去最高+2,000万)
個人最終順位7,543位(過去3番目の順位)
翌日のゼウス戦を終えたところで、
本戦4日間 全日ノルマ全員達成
本戦2勝2敗(敗北時も2.5億以上のため勲章200獲得)
団累計貢献度 30億
団総合順位 4,882位
団員全員に感謝の言葉を伝えた。
ノルマのみ走行者が罪悪感を感じないように
ノルマ以上走行者が不平を感じないように
慎重に言葉を選びながら団の成績を発表した。
次回古戦場の方針やルールも併せて連絡した。
これにてようやく団長の古戦場のおつとめ終了である。
だが、古戦場終了と同時に団員募集活動が始まる。
退団者が出ないかビクビクする生活が始まる。
もう一度言う。
団長とはサービス業やボランティアとよく言われるが[どこまでやるか]それによる。
団員達の余暇を預かっているという責任感を持ちながら、今日も自分の中の軸がブレないようにしっかりと
水古戦場特別編 完