ご挨拶 )堕落していくその日まで
どーも、まこつんです。
2021年2月18日の記事でもお知らせをしていたように、堕落のすゝめ団は水古戦場後の同年4月14日に解散を迎えました。
団設立は2019年4月28日でしたので約2年という歴史に幕引き、というわけです。
2年前のこの時期はちょうど団立ち上げに向けてアレやコレやと準備や話し合いを進めていた時期で、懐かしく感じるとともにあらゆる事態に備えられるガチガチのルール作りにかなり苦悩した思い出があります。
団員さんを苦しめるルールではなく、団員さんを守るためのルール。
キッチリ決める部分は決め、あえて曖昧さを余白として残す部分も少なからずありました。
団運営をしながら環境の変化、団内戦力の変化に合わせて柔軟にルールを変更していくこともありました。
ですが、団の根幹をなす部分でのルール改正はほとんどなかったと思います。
ノルマ500万/日→700万/日ぐらいですかね。
低ノルマ団のノルマ変更はかなり重要な部分となるため、事前に告知、段階的に増加という措置を取りました。
このあたりを急激に大幅変更してしまうと、入団時と異なる!詐欺だ!となりかねないためかなり気を遣った記憶があります。
思いつきで団員を振り回さない、団内への周知は出来る限り前広に実行する。
団内で問題が発生した場合はすぐにバランス調整を取る、改善案を出す。
どれだけ忙しくてもこれらの点はブレずに貫いた、そんな2年間でした。
また、堕落団員であるメリットを感じてもらいやすくするための団内マルチも実施しました。
・団栄誉を稼ぎやすくするための団栄誉祭り(団長→副団長)
・アルバハHL(団長→古株団員)
・ルシバブ(団長、団長→古株団員)
ひたすら1人でやっていると飽きがきやすい、団内活性化、団内の活動が活発であることを見せる、
いろいろな効果を見越してこれらの団内イベントも開催してきました。
団立ち上げの頃は時代的にも団内戦力的にもアルバハHLが一番の強敵だったため、体験会とかも積極的に実施してきましたね。
またこういった団内高難度マルチの全てを団長が仕切るのは活動キャパ的に限界がありましたので、
初期設定がカチッと決まって、スムーズな流れが出来次第、順次信頼できる古株団員さんへ仕切りを引き継いでいきました。
心残りがあるとすれば、このバブルシマルチですかね。
本当はもっと団全体に浸透させたかったんです。団員全員が参戦者になるぐらい。
まぁ、団の触れ込みが
ですからね。
参戦も戦力強化も強制出来ないですし、グラブルに割く時間やお金なんかの熱量もそれぞれなので。
そのへんのアンバランスさが浮き彫りとなる結果となりましたが、毎回参戦出来ない人も、出来るけど参戦しない人が存在してもしょうがないかなーと。
低ノルマ団を継続していくうえで大変だったのはそういった熱量の差、だったように思います。
勝利至上団であれば普段バラバラでも古戦場になったら勝利という同じ目的、方向へ進んでいきます。
ですが、低ノルマ団では具体的な共通の目的というものがありません。
この熱量の差が団内での普段のグラブルに費やす時間の違い、戦力強化、団内高難度マルチの参加率、古戦場の走り具合の差を生み出します。
問題なのは熱量の差があるということではありません。
団内で各個人に熱量の差があることをいかに当たり前だと認知させられるかどうか、という部分でした。
このへんが敗北前提ノルマ団とそうでない団の決定的な違いなのかなと思います。
ノルマさえ達成すれば問題ない、ノルマ以上走るのは個人の目標を達成するため。
『本日も全員がノルマ達成かつ個ランや箱掘り意識者の方々のおかげで敗北時の最大報酬を得ることが出来ました。
ノルマ達成者は胸を張って報酬を受け取り、報酬増加分に関してはオーバーランしてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに』
団員さんならばこの文言を見飽きたと言うでしょう。
本戦が1日終わるごとに毎回こういったニュアンスの言葉を周知し続けた2年間でもありました。
低ノルマ団なので敗北時の最大報酬を人数割りしたノルマ設定をしていません。
ノルマ分で約2億のベースを築き、そのうえにオーバーラン貢献度が上乗せされるという考え方でした。
よって、10億や30億敗北時にもらえる報酬は特別で、オーバーラン団員に感謝するんだよという点の浸透も意識的に実践してきました。
団設立後に30億敗北報酬が追加されるなどいろいろ環境面での変化があったため、堕落団のような低ノルマ団は今では希少だったと思います。
そんな中、内部崩壊を起こさず2年間続けられたのは、自分たちの団のルールやスタンスを見失わず、意識付けを遂行出来たことも大きかったのかなーと。
堕落団員の直近半年の戦力や走り具合を見ての感想ですが、本戦全日10億敗北団に大多数の方が馴染めるだろうなと思っています。
その中には1~2日目10億敗北、3~4日目30億敗北団や全日30億敗北団がちょうど良い方もいらっしゃいます。
さらにほんの一部ですが、敗北団だけど勝てそうなら走る団とか、最初からゴリゴリ走る団に合いそうな方も…。
堕落団で培ってきた経験や思い出。それはそれで大切にしていただければ嬉しいですが、
いい意味で堕落は大したことなかったなーと思えるぐらい素敵な移籍先に巡り合えていることをお祈りしています。
2年間、団内順位が5位以下にならないようにがんばりました。
2年間、団栄誉がMAXにならない週がないぐらい救援にも入りました。
2年間、団員からの不平不満が極力出ぬよう調整、仲介に努めました。
団を解散するのはこちらの都合なので少しずつ退団していく団員さんを見送りながら、最後の最後まで寂しいという言葉は使わないようにしました。
たくさんの自分の感情を殺してきました。
団運営を精いっぱいやってきた、やりきったと自信をもって言えます。
この2年間は恵まれっぱなしでした。
ボクにはない感性で団員募集文をイラストに掲載、高いコミュ力でスカウトを成立させる両副団長。
もはや団幹部だろうと言えるぐらい団内高難度マルチの形成や進行を受け持ってくれた古株団員さん。
ノルマや隊長アビ発動面で不安な時は自身の予定をきっちり個別連絡くれる団員さん。
いつもうるせぇアイツとかアイツ。
お寝坊・寝落ちでノルマ未達で猛省したあの人。
いろいろ衝突したけどなんだかんだかわいいアイツ。
2年間、団長として至らなかった点も多くあったと思いますが、みんな何も言わずによく自分について来てくれたと思っています。
解散の時の団員さんのツイートとかもかなりグッとくるものがありました。
自分は幸運だ。周囲に恵まれている。
改めてこの2年を振り返ったときに思い浮かぶ言葉は感謝でした。
みんな退団して1人になったので一度だけ言います。
寂しいぞコノヤロォォ!!
楽しかったぞコンチキショウゥゥ!!
堕落団に携わってくださった全ての皆様に感謝!
2年間、本当にありがとうございました。
完